私が未経験者の頃入社して感じたのは、圧倒的に技量が違うという事を痛感しました。技能を教えてくれたのは会社の先輩で、その技はびっくりするぐらい大胆で、最初は大雑把にしか見えなかった。しかしコテで繊細に仕上げていくの横から見ていると、段々綺麗に壁が仕上がっていく。真似しても再現には程遠い物だった。
まずスピードが違う。私が1枚の壁を仕上げていると、先輩は3枚目が終わり、4枚目に入ろうとしていた。しかも10回近く塗り重ねてやっと仕上げて壁を、先輩は2回程で平らに仕上げてしまった。
薄さも、見た目の綺麗さも品質そのものが違った。正直失敗だらけだけど、いつの間にか没頭して夢中になっていた。コツコツやれるこの作業は私に向いていると思った。今は先輩と同じ技量になれるように日々塗り続ける毎日です。